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母親(ハハオヤ)| 性別:女 |
登場:奮闘編C
容貌
年齢は四十前後。
短めの髪の中にちらほらと白髪があったが、それほど老け込んで見えない。
キリリとした顔。
備考
和穂の母親。
毎朝、娘を起こすのに悪戦苦闘している。
盤達(バンタツ)| 性別:不明 |
登場:奮闘編B
容貌
不明
備考
隠居を決め込んだ、元商人。
帰書文の使用者。
故人。
身寄りがなく、遺産を相続するものがいない。
夕明に百万源(利息二万源)を貸している。
一人の村人(ヒトリノムラビト)| 性別:不明 |
登場:長編7
容貌
不明
備考
鎌の使用者。
鎌の破片で頬を僅かに切った。
ヒナゲシ(ヒナゲシ)| 性別:不明 |
登場:奮闘編@
容貌
不明
備考
観賞用のヒナゲシの花。
レンゲの横で売られていた。
「レンゲに比べて温厚な性格」であるというのは冗談にすらならないほど事実と反する。
白雲(ビャクウン)| 性別:男 |
登場:長編2
容貌
彫りの深い顔に狼のような眼。
歳の割りには黒々とした髪。
無精髭が頬から顎までを覆っている。
黒の道服。
備考
凄腕の道士様。終白雲真人。
ちょっとした神様程度に強い。
界元とは昔から犬猿の仲。
将棋で『待った』を許せる状況と許せない状況がある。
白綾(ビャクリョウ)| 性別:女 |
登場:長編9
容貌
十歳になるかならないかぐらいの女の子。
刀を片手にしている。
武道の練習着のような服装。
肩に届くか届かないかの長さの髪を後ろに流し、鉢巻きにも似た髪飾りで抑えている。
備考
迅鳴の双子の妹。
深霜刀役。
殻然に惚れている。
豹絶(ヒョウゼツ)| 性別:男 |
登場:長編7〜10
容貌
頼りなさげな風貌の青年。
年の頃は二十二、三。
全身に無数の黒い縞がある。
備考
彩朱の夫。
制流旗の使用者。
波握法の使い手。
混沌を浴びて縞々になった。
縞を使ってものをすり抜けたり、縞の中に物をしまうことができる。
まだらの豹絶。
虎噛みの豹絶。
黒手の豹絶。
酔いどれの豹絶。
入り婿。
符(フ)| 性別:不明 |
登場:長編8
容貌
足の回りの下半身は完全に人間のもの。
上半身は、すっぽり頭からかぶり腕を出さない外套を羽織っているようで、すだれのように切り刻まれた外套は、綴じられた鳥の羽を思わせる。
首の上には頭はなく鰐のような顎だけがある。
顎の中には無数の牙が生えている。
全身は、文字で覆われていて、その大小無数の文字が、孵化寸前の魚の卵のようにのた打ち回っている。
備考
仙骨を封印するための符。
動き出す前はただの紙切れ。
和穂を甘噛みした。
封傑(フウケツ)| 性別:不明 |
登場:奮闘編A
容貌
黒服の道士。
備考
黒鷺の化け物。
羽のあるものの中の王。
仙術の奥義を極めし道士。
傷つくと血の代わりに黒い鶏の羽を撒き散らす。
望全界によって生み出された。
服屋の主人(フクヤノシュジン)| 性別:男 |
登場:長編2
容貌
不明
備考
服屋の主人。
女性の買い物に付き合わされる男性の気持ちがよくわかっている。
気を使って待っている男性にお茶を出したりする。
蛇(ヘビ)| 性別:不明 |
登場:長編3
容貌
綺麗な模様の蛇。
備考
毒はもっていない。
草むらから顔を出し、別の草むらに消えていった。
鳳凰(ホウオウ)| 性別:雄 |
登場:長編2
容貌
巨大な鳳凰。
備考
雄なので鳳。
龍華が仙人になってから五年程経った頃、足代わりに使われていた。
海中でも空と同様に飛べる。
愛妻家。
もうじき子供が生まれる。
細い方の和穂(ホソイホウノカズホ)| 性別:女 |
登場:奮闘編D
容貌
すらりと伸びた背。
柔らかく細い髪が襟足のところまで伸びている。
十五歳の歳の割には大人びた顔のつくり。
白く袖の長い、いわゆる道服を身にまとっている。
黒曜石のような輝きを持つ、黒い瞳の上には細めの眉がのっている。
左の耳には質素な耳飾り。
腰には瓢箪。
備考
龍華の弟子。
元仙人。
人間界に欠陥宝貝をバラまいてしまった事に責任を感じ、すべての仙術を封じ込め、殷雷炉とともに宝貝の回収を行っている。
無神経とかガサツとかいう言葉では定義できない。
師匠の一種危ういまでの繊細さは弟子には全く引き継がれていない。
地声はでかい。
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